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Katoh Gakuen English Immersion/Bilingual Program -Bi-lingual.com-

執筆の趣旨

概要

Ⅰ.IBの学生時代

Ⅱ.IB生のための大学出願

Ⅲ.用語解説

IB生の「生の情報」
IB経験しての後輩へのアドバイス

II. 「IB生のための大学出願」

1) 大学出願(出願概論)

多くの人は高校二年、或いは三年時に進路を考え始めます。進路を決める際、自分が将来何をやりたいのか、勉強したいのかという点を考慮しなければなりません。人によって高校二年の時点ではっきりと自分の進路が決まっている人もいれば、高校三年になっても中々進みたい大学が決まらない人もいます。それぞれのペースがあるので、周りが決まっているからといって焦る必要はありません。何を自分がやりたいのか明確に決まっていない人であれば、日本ならリベラルアーツ、海外ならアメリカ型の大学に進学しても良いと思います。アメリカ型の大学は、初年度を終えて学部を変更するのが容易だからです。

高校二年の時点である程度の進路が決まっている人でも、途中でそれが変わる人もいます。特に海外大学を考えている人に多く見られる傾向だと思います。海外大学は国によってもそうですが色々な種類の大学があります(リベラル・アーツや研究型総合大学といわれるresearch university など)。そのため自分にはどのようなスタイルの大学が合うのかをしっかりと把握しておくことをおすすめします。しかし、ランキングやブランド名で大学を選ぶことは避けた方が良いでしょう。理系重視型であったり、クライテリアが不明瞭であったりとあくまでも「他者が作った評価軸」によって順位づけられています。間接的に他者の人生を歩むのではなく、自分のやりたいこと・勉強したいこと・ワクワクにそって大学を決めてほしいな、と願います。

また、海外大学に進学するうえで必要な資格(TOEFL 、IELTS、 SAT)やIBの点数などを早めに調べ、計画を立てて受験することが大切です。生徒の中ではTOEFLやSATなどの点数が思ったより伸ばせず、進路を変更する人もいたようです。
IBの場合は学部によって指定されている教科を選択する必要があるためDPの教科選択の際は注意しましょう。

日本の大学、海外大学を問わず、自分がどのような環境で勉強したいのか、ということを知っておくことは大切です。人によっては都会が好きな人もいれば自然に囲まれた場所が好きな人もいます。また、大講堂で授業を受ける方が合う人や、少人数制の授業を好む人など人それぞれです。大学を選ぶ際には環境についても視野に入れて選ぶとよいでしょう。
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