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Katoh Gakuen English Immersion/Bilingual Program -Bi-lingual.com-

執筆の趣旨

概要

Ⅰ.IBの学生時代

Ⅱ.IB生のための大学出願

Ⅲ.用語解説

IB生の「生の情報」
IB経験しての後輩へのアドバイス

I. 「IBの学生時代」

5. 日常生活

健康面
DPにおいて健康でいる事は基本です。長期的な視野を持ち、「自分のペース」で学習や課題に取り組みましょう。ここで肝心なのは、睡眠時間を他者と比較せず惑わされない事です。人によって十分な睡眠時間は異なるという事を認識し、学習時間の長さではなく、学習の質を高める事がDP生には求められていると思います。
運動も大切ですが、DP生に勉強も運動も求めるのは酷だと思います。ですが、1日に1回は外に出て散歩をするというところから始めてみるといいと思います。気分も少しはリフレッシュされ、新しい気持ちで学習に取り組む事ができます。
最後に、食べている時は勉強の事を忘れましょう。私は食事中にパソコンを開いていましたが、メリハリを持って生活する事で精神と身体の健康のバランスを保てるという事に気づいてから改心しました。自分にあった食事のスタイルで、自分のご機嫌取りをしながら、何事も自分のペースで行えばDPを楽しむ事ができると思います。

学校行事
私たちはDP生であると同時に、日本に暮らす高校生でもあります。文化祭や体育祭、バザーや球技大会など、学校行事は盛りだくさんです。私はするべきことがたくさんある中でも、どの行事も積極的に、能動的に参加し、全力で楽しむことができました。
時には試験などで参加できない行事や、課題に追われて行事を鬱陶しく思うこともありました。しかし、今振り返ってみれば、そうした忙しさや苦労を共有し、共に乗り越えてきた仲間に出会えたことは貴重であり、DPの忙しさの中で学校行事などと両立できたことを誇りに思います。ぜひ皆さんも、自身を「DP生」と認識すると同時に、「高校生」であることを自覚し、学校行事に積極的に参加してみてください。

部活動
DP生の中には、部活に所属している生徒が多くいました。部活動は課外活動に含まれる場合もありますし、活動を行うことは有意義です。しかし、中には部活動、特に運動部との両立が難しいのではないかと不安になっている方もいるかもしれません。
結論から言うと、DPと運動部の両立は大変ですが、決して不可能ではありません。私は高校3年の6月、つまりIAなどのラッシュ期まで運動部に所属していました。週6で練習がある環境でしたが、その中でも、隙間時間の活用や、徹底的な時間管理を行い、自分が必要だと思う勉強時間を確実に確保することで、最終的には自分の納得できる結果を出すことができました。
時には練習に疲れて眠ってしまったり、予定が狂ってしまうこともあるでしょう。そうした時には、どこでそれらの時間を取り返すか、どうやって質を高めるかを常に考え、自分に与えられた時間が周りよりも少ないということを自覚した上で、よりストイックに行うことが必要です。
何より、運動部との両立で一番大切なことは、無理をしないということです。DP期間中、もしかしたら課題に追われて眠れない夜や、テスト勉強で睡眠時間を削らなければならない時があるかもしれません。本当に体、もしくは精神的に疲れているのであれば、しっかりと休みましょう。部活動の先生方は、しっかり自分の状況や負担を説明すれば理解してくださいます。絶対に無理をすることなく、部活動との両立を行いましょう。
Katoh Gakuen English Immersion/Bilingual Program