国際バカロレア(IB)
国際バカロレア(IB)について
国際バカロレア(正式には、国際バカロレア機構、あるいは、IBO)は、世界中で基準を満たした学校に対して教育プログラムを提供しています。IBは、3歳から19歳の生徒を対象とした4つのプログラムを通して、生徒の知的技能だけではなく、絶え間なく変化し続ける世界に対応するため個人的、情緒的、社会的技能の発達を目指しています。IBOは、そのミッション・ステートメント(理念)に表された国際理解と責任ある市民という目標に重きを置いています。
IBミッションステートメント(理念)
国際バカロレア(IB) は、多文化に対する理解と尊敬を通じて、平和でより良い世界の実現のために貢献する、探究心、知識、そして思いやりのある若者の育成を目的としています。この目的のため、IBは、学校、政府、そして国際機関と協力しながら、高度な国際教育プログラム及び厳格な評価を開発しています。
IBのプログラムは、世界中の児童・生徒に対し、他の人たちをその違いと共に理解し、自分と異なる人々にもそれぞれに理があり得ることが分かる、行動的で、共感する心を持つ生涯学習者となるよう働きかけています。
IBOは1960年代に、インターナショナルスクール内でカリキュラムの統一性をはかり大学進学にむけてカリキュラムの信頼性を高めようという動きから出発しました。今では、146カ国の3,676校にて1,137,000名ものIB生徒が在籍しています。IBは、スイスのジュネーブに本部を置き、バースやブエノスアイレス、カーディフ、デリー、ジュネーブ、ニューヨーク、シンガーポール、シドニー、東京、バンクーバーなど、世界各地にオフィスや代表を置いて活動しています。
IBOに関する詳細は、IBOホームページ(http://www.ibo.org/)をご覧ください。