IBディプロマプログラム(DP)
理念と構造
国際バカロレアディプロマプログラム(DP)は大学進学前の継続した2年間のプログラムです。本校では、高校2年3年で実施しています。世界の主要な大学への入学準備を進めるのに役立つだけではなく、思いやりを持ち、分析的に考え、生涯を通して学習に励み、責任感ある社会のよき一員となることを促します。意欲的な生徒が、教科書に基づく学習にとらわれるのではなく、実践的で質の高く、グローバルな視点に基づくプログラムに挑戦することができるよう設計されています。DPカリキュラムは、円形モデルによって表現されます。その中核となるのがIB学習者像で、プログラムが育成をめざす生徒の特色として示し、円の中心に生徒像のシルエットで示されています。この学習者像の周囲を、教科間のつながりや、学校とそれを取り巻くコミュニティとのつながりに発展する3つの中心的要素:知の理論(TOK)、課題論文(EE)、創造性・活動・奉仕(CAS)が取り囲んでいます。そして、カリキュラムモデルの外周に、生徒が履修する6つの教科群が存在します。
DPを通して、生徒は
- 6つの教科群それぞれから科目(合計6科目)を選択します。
- 課題論文(EE)を完成させます。
- 知の理論(TOK)を履修し、TOKエッセイを完成させ、発表します。
- およそ150時間以上の自発的なCAS活動に参加します。
- ホームルーム内外の様々な活動を通して、学習者像の各側面の発達を促します。
ディプロマプログラムに関する詳細は、http://www.ibo.org/diploma/ をご参照ください。