IBディプロマプログラム(DP)
評価
本校のDP生は、継続的に評価され、各学期に暁秀成績を受け取ります。評価の詳細については教科ごとに異なっていますが、全ての場合において、評価規準に基づいて評価されます。暁秀評価は、すべてのDP教科において、試験・実験や口頭課題、エッセイなどの発表課題・努力の3つの評価形式に基づいています。
IBは、11月に実施されるDP試験を受けて、1月にDP成績を発行します。すべての教科群において、成績は、学内評価と外部評価の二つの評価方法に基づいて算出されます。
次の表は、暁秀高校にて普段提供されている各教科における学内評価を要約したものです。
教科 | 校内評価課題 | 教科 | 校内評価課題 |
---|---|---|---|
英語・国語A HL | 口頭試問
口頭発表 |
物理/ 化学SL | 40時間の実験活動(グループ4プロジェクトを含む) |
英語A/B HL | 個別の口頭試問 インタラクティブな口頭活動 |
物理/ 化学HL | 60時間の実験活動(グループ4プロジェクトを含む) |
中国語ab initio SL | 個別の口頭試問 インタラクティブな口頭活動 |
数学HL・SL | 数学的探求 |
歴史 SHL | 歴史的探求 | 数学スタディーズ | 数学プロジェクト |
美術SL | 展示会 |
校内評価手順のまとめ:
- 教科担任が校内評価をします。
- 生徒の学習成果を最も適切に表す校内評価を規定の評価物の中から規定の評価数だけ選択します。
- スコアは、IBに提出するためDPコーディネーターが集約します。
- 校内評価の正確さを確保するため、IBは校内評価のモデレーション(監査)対象とする生徒のランダムなリストを作成し、DPコーディネーターに知らせます。
- DPコーディネーターは、担当教員が一貫した理解に基づき適切に評価していることを確認するためIBアシスタントモデレーターにIBに指定された生徒の作品サンプルと校内評価を送付します。
- アシスタントモデレーターは、サンプル分の評価について審査し、さらにその評価の適性を確認するためチーフモデレーターに報告し、さらに上のレベルで審査確認されます。
- 学校の各教科の校内評価の質は、このような確認手順に基づいて管理されています。
下の表は、暁秀のDP教科に対する外部評価(IB直接評価)のまとめです。美術を除いた全ての教科に対する外部評価は、11月に実施される世界統一試験に基づきます。
Subject | External Assessment Tasks | Subject | ExternalAssessment Tasks |
---|---|---|---|
国語 / 英語 A HL | ライティング課題(2作品) 試験1 & 2 |
数学 SL / Studies | 試験1 & 2 |
英語 B HL | ライティング課題試験1 & 2 | 歴史 HL | 試験1, 2 & 3 |
中国語初級ab initio SL | 試験1 & 2 | 歴史 SL | 試験1 & 2 |
物理 / 化学SHL | 試験1, 2 & 3 | 美術 SL / HL | 作品インタビュー |
数学HL | 試験1, 2 & 3 | TOK | 論文 |
外部評価の主な手順:
- 11月の統一試験を受験する。
- DPコーディネーターが試験終了後24時間以内に採点者に試験を送付する。
- IB採点者が試験を採点する。
- IBが採点者の評点を重層的に審査確認、管理する。
- 1月にIBが結果を発表する。
ディプロマ取得要件
ディプロマを取得するための要件のまとめを下記に記します。合計24点以上 |
+ |
創造性・活動・奉仕(CAS)の修了 |
+ |
課題論文(EE)と知の理論(TOK)の両方においてD以上の評価 |
+ |
高度レベル(HL)教科の合計点が12点以上 |
+ |
標準レベル(SL)教科の合計が9点以上 |
+ |
全教科2点以上 |
+ |
2点は2つまで |
+ |
3点以下は3つまで |
= |
IBディプロマの習得 |
2015年改定
ほとんどの暁秀バイリンガルコース生は、英語を母国語としているわけではありませんが、グループ3とグループ4の教科を英語で履修しているため、特別な『バイリンガルIBディプロマ』が授与されます。