IBミドルイヤーズプログラム(MYP)
理念と構造
暁秀高等学校・中学校においてミドルイヤーズプログラム(MYP)は、中学1年から高校1年を対象としており、文部科学省学習指導要領に基づいたカリキュラムにMYPの理念とカリキュラムを統合したものです。“MYP のプログラムモデルにおいて、中心に位置する生徒にもっとも近い円は、学問分野の(そして学際的な)理解の発達を手助けするというプログラムの特徴を示しています。
MYP教育モデルは円形モデルで表現されており、その中心であるIB学習者像を下記の4要素が取り囲んでいます。
学習の方法(ATL)-学習するためのスキルを発達させるため、MYPの主要構成要素として 学習の方法を捉えています。
指導アプローチ-探究を通した協働学習を含むMYP教授法を重視しています。
概念-概念主導のカリキュラムを強調しています。
グローバルな文脈-学習は文脈に基づくことによって最も効果的に行われることを示しています。
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2つ目の円は、プログラムにおける重要な成果のいくつかを示しています。
- 探究に基づいた学習により、コミュニティー内での奉仕を含む生徒主導の行動へと導くことができます。
- MYPは、パーソナルプロジェクト(MYP最終学年の生徒対象)、あるいは、コミュニティープロジェクト(MYP最終学年前の生徒)を集大成として位置づけています。 3つ目の円は、MYPの幅広くバランスの取れたカリキュラムを示しています。
- MYPは、学習と指導を8つの教科群(言語と文学、言語習得、個人と社会、科学、数学、芸術、 保健体育、デザイン)を通して体系化しています。
- 大抵の場合、個別のあるいは統合された学問分野が、一つの教科群内で指導され、評価されます。例えば、「個人と社会」という教科群には歴史や地理などの指導が含まれ、「科学」という教科群内には化学や物理が含まれます。
- 教科群間の境界は、MYPの学際的な性質を示すために曖昧となっています。グローバルな文脈や 重要概念を通して各教科群が結びついています”
MYPに関する詳細は、http://www.ibo.org/myp/ をご参照ください。